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保育園・幼稚園時代の自分の状態や気持ちを振り返って、どうするのが正しい選択なのか?いろいろ考えてみました。
保育園・幼稚園時代の自分の話はこちら
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Contents
緘黙の程度はどれくらい?
保育園・幼稚園
他の子とはほとんど話せませんでした。あまり話しかけられた記憶もないので、話す機会もほとんどありません。昼休み時間はただの一度も遊んだことはありませんでした。
他の子と遊ばないだけでなく一人遊びすらしませんでした。
幼稚園教諭とは一方的に命令される関係だったので話せたのか、話せなかったのか記憶がほどんどありません。
話そうと思えば話せたかもしれませんが、基本嫌いなので必要最低限のことしか話さなかったと思います。
保育園・幼稚園以外
近所の同い年の子とは普通に話せて普通に遊べました。。
近所の大人とは普通に話せていました。
病院では普通に話せた記憶があります。
いとことは普通に話せました。
親戚のおじさんやおばあちゃんとも話せました。
振り返ってみると保育園・幼稚園以外では緘黙にならなかったので、緘黙の程度は軽かったと思います。
緘黙で困ったことは?
基本的に緘黙で困ったことはなかったと思います。(困っていなかったわけではなくて、緘黙と無関係なことですごく困っていました)
他の子と遊べませんでしたが、もともと昼休み時間の半分くらい教室の隅に正座させられていたので、緘黙関係なく他の子とは遊べませんでした。
遊びたいけど遊べないのではなく、遊びたいという気持ちがなかったような感じです。
保育園・幼稚園ではひどい目にあわされましたが、すべて緘黙とは無関係な事でした。
緘黙だからひどい目にあわされたのではなく、ひどい目にあわされたから緘黙になったような感じがします。
それぞれの気持ちを考察してみた
自分の気持ち
その当時の気持ちを振り返ってなぜ話せなかったか?
なぜ話せなかったかと言うと、わけがわからない状態でした。
最初の記憶にはないのですが、いきなり保育園に連れていかれて、他の子が自分より大きくて、毎日自分ひとりだけ教室の隅に正座させられる。
絵を描いたら下手だと言われてけなされる。踊らなかったら脅される。プールを怖がったら怒られる。
いじわるをする同級生がいる。
行くのを嫌がっても無理やり連れていかれる。仕方ないからひたすら終わるのを待っている状態でした。
保育士・幼稚園教諭の気持ち
年少のときの保育士、奴はいったい何を考えていたのでしょうか?ちょっと考えてみました。
「椅子を机代わりにして教室の隅に正座して食べろ」
じゃあ、そうやって食べさせたら時間内に食べれるようになったのか?
1週間たっても2週間たっても食べれるようにならない、1か月経っても2か月経っても食べれるようにならない。
おかしいと思わないのでしょうか?
おそらくできないから罰を与えるのが仕事と思っているんだと思います。もともと性格の悪いおばさんがやれと言われたことを意味も分からずにやっている。
やれと言われていないことも勝手な判断でやっている。
保育士・幼稚園って判断できる大人が保育士・幼稚園教諭以外誰もいない。
間違ったことをしても注意できる人間が誰もいない。
この女だって「椅子を机代わりにして教室の隅に正座して食べさせたら、食べれるようになるのか?それが本人のためになるのか?」
と聞かれたらならないとわかっていると思います。
でも恐らくいじめているというわけではなかったんだと思います。
悪意はないんでしょう。ただすごく性格が悪くて、常識はずれの人間だったんだと思います。
奴は意味も分からずただ子どものことを取り締まっていた。
たぶん僕に対しては何の感情もなく、何とも思っていなかったんでしょう。
親の気持ち
3歳になったら幼稚園に入れる。あとは幼稚園が何とかしてくれる。実際には薄々うまくいっていないとわかっているけど、知ろうとしない。
幼稚園に入れると良い。何がいいのかわからないけどとにかく良い。
上手くいっていない。その不都合な現実を受け入れることができなかったんだと思います。
もしもの話
保育士・幼稚園教諭が良い人だった場合
良い人だったらどうなんでしょうか?もしかしたら緘黙にならなくて他の子と楽しく話したり遊ぶことができたのかもしれませんね。
でも実際のところはわかりません。
自分が他の子と同じ大きさだった場合
保育士・幼稚園教諭が変わらなくても体が普通の大きさだったら、昼休み時間に一人だけ取り残されることはなかったと思います。
そうなれば他の子と遊べて普通に話せていたのかもしれません。
ただこれはあくまでも仮定の話なので、実際はどうなったのかわからないですね。
どうすれば良かったか?
親はどうすれば良かったのでしょうか?いろいろ考察してみました。
本に書いてあることを実践してみる
その当時は緘黙の本などはありませんでした。もしこれが現代で同じ状況だと仮定して考えてみました。
保育士や幼稚園教諭に緘黙の本を渡して、こんなことをしてください。あんなことしてください。
うちの子と信頼関係を築いてください。
そう頼んだんだらどうなるでしょうか?
恐らく奴は「何でそんなことしなければいけないんだ」と怒り出すでしょう。
仮に園長の命令で本に書いてあることを実践してくれても、他の子が遊んでいるいる時間に毎日正座させられていたらすべて台無しですね。
本に書いてあることって教師や保育士が清く正しい優しい人という前提で作られていて、必ずしも現実とあっていないんですよね。
幼稚園に行かない
どのみち小学校には行かなくてはいけないので、問題の先送りのような気もしますが、小学校では少なくても1年のときは給食を残さず食べろとかはありませんでした。
そこまでひどい目にあわされなかったので、保育園・幼稚園をやめて小学校から再スタートすればあるいは緘黙にならずに済んだかもしれません。
幼稚園に入れる前によく下調べをする
僕は早生まれで体が小さくかなり不利な状態でした。電話がかかってきた幼稚園に安易に決めないで、よく下調べをして選べばもしかしたら違った展開になったと思います。
給食のある保育園・幼稚園を避ければ、そこまでひどい目にあわされることはなかったと思います。
幼稚園を攻略する
どうしても幼稚園に行かないといけない場合は、どうすれば良かったのでしょうか?
仮に自分が親で幼稚園に入れなければいけない場合はどうしたらいいか考察してみました。
まずは親が幼稚園で何があるのか把握することです。
幼稚園での様子はどうなのか?
いろいろ調べていけば問題のある保育士だということはわかるはずです。
本来は別の幼稚園に変えるか、幼稚園に行かないのが一番ですが、どうしても行かなければいけない場合は以下のことをします。
- まずは困っていることを解決する
- 友だちと遊べるようにする
- 幼稚園を攻略する
- 幼稚園・保育園とは何なのか?子供に理解させる
まずは困っていることを解決する・・・一番の問題。給食を残さず食べろ。ここを何とかすることです。本人の努力で時間内に食べれればいいのですが、根本的に大きさが違うので無理だと思います。
まずは保育士に抗議をする。それでもだめなら園長に直談判をする。園の方針でなければおそらくそこはやめてくれるでしょう。
ただし保育士や幼稚園教諭の性格そのものが変わるわけではありません。
友だちと遊べるようにする・・・昼休み時間友達と遊べるのが理想です。そのためには家に同じ幼稚園の子を呼んで仲良くなって、幼稚園でも遊ぶように約束を取り付けておきます。事前の根回しをしておけば幼稚園でも遊べるようになります。
幼稚園・保育園とは何なのか?子供に理解させる・・・僕は訳が分からず親に行けと言われたから行っている状態でした。そこでなぜ幼稚園・保育園に行かなければいけないのか?どうすれば幼稚園・保育園でうまくやっていけるのか子どもに理解させます。
問題をひとつづく解決していく
緘黙を治す方法として本に書いてあること安心できる環境を作る。これって教師が作るものだと本には書いてありますが、親や当事者が作り出すこともできます。
幼稚園では何ができないといけないのか?何ができると良いのか親が考えましょう。
- プールが怖い
- 絵が下手
- お遊戯
- いじめる相手
プールが怖い・・・水泳教室に通って泳げるようになっておきます。泳げるようになれば自分の身は自分で守れることができてプールを恐れる必要はありません。
お遊戯・・・面白くなくても割り切って踊るように事前に決めておきましょう。
絵が下手だ・・・このくらいなら別に何もしなくても問題ありませんが、ある程度絵を描く練習をして保育士や幼稚園教諭にケチをつけらえないようにしておきます。
いじめる相手をどうするか?・・・保育士に助けてもらうという選択は僕の中ではないですね。助けてもらったら嫌いな保育士に対して借りを作ることになるじゃないですか。
そこで相手に対して文句を言う練習を家出しておきましょう。不当に脅されたり悪口を言われたりする筋合いがない。いじめは絶対に許さない。そう教え込めば何とか出来たと思います。もしできないようなら直接相手の親に文句を言うのもありだと思います。
まとめ
自分が親だったらどうすればいいかいろいろ考えてみました。
緘黙の本に書いてあることを実践するのは、僕の場合は難しいですね。実践してもほとんど効果がなかったと思います。
保育士や幼稚園教諭が良い人だったら効果があるかもしれませんが、そうでなければ難しいんだと思います。
それに保育士や幼稚園教諭が良い人でも幼稚園・保育園を攻略するって考え方は必要だと思います。