おばあちゃんの話

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おばあちゃんの話
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緘黙って症状や話せる人ってそれぞれだと思います。

家族以外とは全く話せないという人もいれば、学校以外なら話せるという人もいるでしょう。

家族も祖母や祖父とは話せないという人もいるようです。

僕の場合は、学校ではほとんど話せなかったけどおばあちゃんとは普通に話せました。

ちょっとおばあちゃんの話を振り返ってみようと思います。

話を聞く兄 聞かない弟

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ちょっと遠くに住んでいる母方の祖母。

おばあちゃんは僕のことをかわいがってくれていて優しかったので僕は、おばあちゃんが大好きだった。

ところがどうもあとから母親に聞くと、僕とおばあちゃんの関係は少し微妙だったらしい。

3つ年上の兄はおばあちゃんの話を「うんうん」と素直に聞いていたけど

僕の場合「もういいよ。 わかってるよ。 おばあちゃんしつこい。」と言って話をまるで聞かなかったらしい。

おばあちゃんが兄に話してると僕が「おばあちゃん おばあちゃん 僕の話を聞いてよ」って邪魔をする。

そういうパターンだったようです。

そう言えばおばあちゃんの話ってあまり聞いた覚えが無いな。

おばあちゃんの話す内容は嫁さん(おばあちゃんの息子(僕の母親の兄)の奥さん)の愚痴で兄は嫁さんの愚痴を延々聞かされていたらしい。

僕はおばあちゃんのことは好きでも

おばあちゃんの話す嫁さんの愚痴には興味が無かったんだろう。

末の孫だから甘い

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母親から聞いた話。僕と兄はよく描いた絵をおばあちゃんに見せていた。

その時のことを思い出して母親がこう言った。

「おばあちゃんはお兄ちゃんには描いた絵に対して、ここをこう直すと良いとか言ったけど、お前が絵を見せに行くといいねと褒めるだけで何も言わなかった。」

「末の孫だから甘かった」

これを聞いたときはそうなんだ。と思ったけど大人になって考えてみると、母親の解釈は間違っていると思う。

たぶん末の孫だから甘いんじゃなくて、僕にも兄と同じようにここをこうすると良いと言ったんだと思う。

僕は人に指図されるのが嫌いだから、たぶん不機嫌になったんだと思う。

そこでおばあちゃんは素直に意見を聞く兄にはこうすると良いというけど、不機嫌になる僕にはほめるだけで何も言わなかったんだと思う。

会社員に向いていない

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会社で働くのを辞めて、ネットビジネス専業になってしばらく経ってから母親に言われたこと。

おばあちゃんが昔こう言ったんだよね。

「俊太は会社員に向いてないから、何か商売をやらせると良い」

はい全くその通りでございます。

小学2年のときに亡くなったから、10年以上先のことを言い当てたことになる。

おばあちゃんが何でそう思ったかと言うと、僕が人に指図されるのが嫌いな性格だからそう思ったんだと思う。

あの人とは取引しないほうがいい

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父親は自営業で電気屋をしていた。

母親から聞いた話。

父親は母親の母親であるおばあちゃんとはあまり仲が良くなかったらしい。

と言うか一方的におばあちゃんのほうが嫌っていたらしい。

ある日、おばあちゃんはある一人のお客さんについてこう言った。

「あの人とは取引しないほうがいい」

父親と母親はおばあちゃんの忠告を無視して、その人にテレビを売ったら料金を払わずにどこかに逃げてしまった。

おばあちゃんは人を見抜く目が合ったんだと思う。

まとめ


人間性を見るって重要だなって思いますね。

僕は親の敷いた路線に乗って動いていきましたがうまくいきませんでした。

学校に行って卒業したら、どこかの工場に就職する。

兄は全く同じ路線で、うまくいったんですけどね。

やはりおばあちゃんの言うとおり、会社員には向いていなかったんでしょう。

工場を辞めた後は非正規雇用でいろんな会社を転々として、結局ネットビジネスで生活するところに行きつきました。

なんかいろいろ遠回りしておばあちゃんの言うように、会社員以外に自然とたどり着いた感じです。

もし最初から会社員ではなく、自営業と言う道を模索していたら遠回りしないで済んだかもしれませんね。

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