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緘黙は世間の人に誤解されている。
まあ 事実だと思うんです。でも緘黙当事者は正しくすべてを理解しているでしょうか?
僕はかなりの人が誤解をしていると思います。何年も前からずっと言い続けているんですけど、あまり浸透しないですよね。
良くある緘黙当事者の誤解
- 学校の先生は正義の味方で子供のことを助けるためにいる
- 緘黙の子が苦しいんでいるのに、なぜ正義の味方の学校の先生が助けてくれないのか?
- 学校の先生は騒がしい子に目が行きがちで、緘黙の子の問題に気が付かない
- 緘黙の子が放置されてしまうのは、教師に迷惑を掛けずに手がかからないから
- だから緘黙のことを知ってもらおう
本に書いてあるから真に受けている人いるけど、これがそもそも誤解だと僕は思うんです。
教師の役割って何?
教師は正義の味方ではなく、職業です。どこかの星から正義のために飛んできたわけではありません。
学校の先生は収入を得るために教師をやっています。だから仕事としてやるべきことはやります。やってもやらなくてもどっちでもいいことなら、やらなくても仕方ありません。
教師の仕事は子供を助けるというより、どちらかと言うと子供のことを取り締まるのが仕事です。
「騒がしい子に目が行きがち」ってそれは騒ぐ子を注意するってことでしょ。
「騒ぐ子を注意する」それって助けているの?
助けているんではなく、取り締まっているんですよね?
取り締まるのと助けるのでは、全然やることが違います。
わかりやすく言うと教師の役割って、ナマハゲみたいなものなんです。[br num=”1″]
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- 悪い子はいねえが
- 授業中騒ぐ子はいねえが
- 宿題を忘れる子はいねえが
- 髪を染める子はいねえが
- 校則を破る子はいねえが
- 掃除をさぼる子はいねえが
- 下校の時に買い食いする子はいねえが
- 習っていない漢字を書いたりする子はいねえが
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みんなが好き勝手なことをやっていたらめちゃくちゃになるので、取り締まるのは必要と言えば必要なんです。
ただし必要以上に取り締まってしまう教師がいるから問題なんですけどね。
「悪い」の基準が世間一般とあっていないこともあります。
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- 髪が黒以外の子はいねえが
- 腹がいっぱいだからと言って給食を残す子はいねえが
- 校則にはないけど自分が作った独自の決まりを守らない子はいねえが
- 他の子より返事の声が小さい子はいねえが
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校則を杓子定規に守らせようとする
校則にない決まりを自分で勝手に作って、その決まりを守らせようとするそういう教師もいるわけです。
まあそれは置いといて緘黙以外のことに関しては、教師って素晴らしい理想的な対応をしていますか?
しているとは思えなんですよね。
そんな教師が緘黙のことを知ったら、理想的な対応をしてくれるのでしょうか?
現実に合わせて考える
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知ったからと言って助けるわけではない。現実はどの程度のことまでしてくれるのか?正しく把握することが大切です。
もちろん教師を敵視しろと言っているわけではありません。
教師は職業です。教師と言う一人の人間ではありません。だからそれぞれ人間性が違います。
仕事の範囲内でなくても、負担にならない範囲なら協力してくれることもあるでしょう。
熱心な先生ですごく協力してくれる人もいるでしょう。
逆に非協力的な教師もいるし、性格の悪い教師もいます。
教師の考え方についてはこちらを参考にしてください。
学校の先生は緘黙を治したいと思ってはいない?その理由をお伝えします
子供の味方になろうと思ってくれる教師も一部はいると思います。
ただ 知ったら全面的に何の見返りも求めないで、行動してくれるなんて思うなんて間違っています。
まずは事実と言うものを正しく受け入れることで、正しい行動が可能です。
現実的にどの程度のことならやってくれるのか、ちゃんと把握しましょう。
まとめ
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今回のまとめ
- 学校の先生は正義の味方ではなく職業
- 学校の先生はどちらかと言うと助けるより取り締まるのが仕事
- 仕事の範囲内を超えたことはやらなくても仕方ない
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緘黙のことを知ってください。知ってもらうのは良いことだけど知ったからと言って、みんながみんな理想的な対応をしてくれるわけではありません。
相手の気持ちや考え方を読み取って、相手がどう行動するのか予測しましょう。[br num=”1″]